父、母、子(男)の3人家族です。
息子は現在小学校6年生で、私立小学校に通っています。内部進学ではありますが成績が重視されるため、付属の中学への進学を目指して日々勉強しています。
週末など、親が外出に誘っても「僕は勉強があるから」と断るほどで、ずいぶんやる気が出てきたなぁと親は驚いています。
塾通いは算数のみ、週に一度だけで、お友達からは「そんなに塾行ってないのになんで成績いいの?」と驚かれているようです。
息子の得意科目は、国語です。漢字も読解も特に勉強時間は取っていませんが、いつもいい点を取れています。
なぜそんなに国語が得意になったかと言うと、幼児期に買い与えた図鑑が関係していると思います。
今回は、東大生の9割が読んで育ったというデータもある図鑑と、家での活用方法をご紹介します。
うちの子が得意な科目
- 国語
子供図鑑を最大限に活用する方法
「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て『賢い子』は図鑑で育てる」の著者、東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之氏の研究では、東大生の9割が図鑑を読み育った、興味を持っていたというデータがあるそうです。
家の子供が国語が得意なのも、本をよく読むから、これに尽きると思います。
両親ともに読書好きで(父親は活字好きというほうが正しいかも)、本人も小さい頃からたくさん読んでいます。
欲しがる本は惜しみ無く買っているので、すでに息子用に本棚を二つ買いました。
好きな内容の本(動物関連)は、難しくても意味を推測しながら読むため、読める漢字はとても多いです。新しい言葉も本で仕入れています。
高学年になってからは、話題にもよりますが新聞記事も読むようになり、「こども新聞なんて必要ないよ」と言っています。
家の子供がしている図鑑の楽しみ方はコレ
最初は魚のカード図鑑(水族館で売っていたもの)を与えたところ、魚の名前、特徴を覚えるのを楽しんでいたので、本格的な図鑑を買うようになりました。
講談社の図鑑MOVEが登場した時期だったので、小学校2年ごろまでは発売されるごとに購入していました。
動物、恐竜、魚、鳥などなど。NHKの映像のDVDがついているので、図鑑と相まって知識を深めました。
保育園のころ、図鑑を読むためにひらがなとカタカナを覚え、つたないながら自分でも字を書くようになりました。
一冊の図鑑でもタイミングにより、ぱらぱらめくって眺める→気に入ったものの絵を描く→系統樹を写すなど、いろいろな楽しみ方をしているので、乱暴に扱うわけでもないのにページがバラバラになってしまいました。
家で使っている図鑑「講談社の動く図鑑MOVE」
子供に図鑑を与えるタイミングは何歳から?
図鑑は絵を見ているだけでも楽しいので、字が読める前から与えられます。
興味があるものに対しては、子供はぐんぐんと知識を吸収していきます。そのため、書かれている文字にも興味がでるようになります。
ですので、図鑑は子供が興味がある分野を1冊買ってみることをオススメします。
お値段もそれなりにするので、全巻揃えてしまうのであれば、興味のある分野のものを2種類買った方が子供が図鑑に対して興味を持つと思います。
また、何かに興味を持つ前のお子さんであれば、子供の好きなものを広い範囲で掲載してある図鑑で、図鑑を見る習慣をつけておくのもオススメです。
はじめてのずかん900
幼児向け写真図鑑シリーズの人気NO.1は、「はじめてのずかん」です。
そのはじめての図鑑シリーズ、音声タッチペン版では、図鑑の写真や文字に触れると日本語と英語の音声が流れます。
全ページがPP加工されているので、小さなお子さんに与えても汚れを気にすることなく遊ばせることができます。
子供が図鑑を読まない!そんな時は
図鑑を買ったのに、子供が読まないこともあるかと思います。結構な値段がしたのに、もったいないって思って、読むように押し付けてしまうかもしれません。
そんな時はぐっと我慢して、部屋に置いておく方がいいと思います。子供が興味を持っているのに、それをつぶしてしまうかもしれません。
子供から質問されたとき、図鑑を取って一緒に調べたりするのもいいですし、時々自分で手に取って調べている姿を子供に見せるのもいいと思います。
子供の興味を引き出す家での教育方法
勉強を嫌なこと、辛いものだと思わせないようにしました。4歳ごろまでは、知育ドリルは外食や電車、飛行機移動のときだけ解けるご褒美的な存在にして、「もっとやりたい!」と思わせました。
また、とにかく親子の会話はたくさんするように心がけています。息子が読んだ本の内容を「ママにも教えて!」と話させることは要約の練習になりますし、ニュース1つでも感想を言い合うことで自分なりの考えを持つことにつながります。
また、疑問に思ったことを質問してきたら面倒でも一緒に調べて解決しました。不思議に思う気持ち、好奇心を大事にしてほしいからです。
将来は好奇心を潰さず、楽しめる仕事に就いてくれればと思います。
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