子供が順番を守れない?5歳の男の子に楽しく生活ルールを教える方法

順番を守れない子供にルールを教える方法 生活・生きる力を育てる方法
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夫と子供が2人の4人家族です。 子供は5歳の女の子と同じく5歳の男の子の双子です。

幼稚園の年長もようやくスタートし、少しはおねえさん、おにいさんの自覚もあるようなのですが、二人とも内弁慶な性格ゆえ、自発的にお友達や年下の子に話しかけることは恥ずかしいようです。

まだまだ自分の事だけを考えるのが精一杯であり、 周りのお友達の声掛けに助けてもらいながら、園での生活を楽しんでいるようです。

今回は、順番を守れなかったり、お友達に挨拶できない息子に、どうやって生活ルールを教えていったかを書かせていただきます。

お友達がなかなかできなかった息子が、ルールを守れるようになったら徐々にお友達ができてきたようです。

うちの子の特徴

  • 時間をしっかり守れる
  • 内弁慶で恥ずかしがり屋
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順番・ルールを守ることで内気な子供に友達ができた

息子の得意なことは時間を守れることです。

朝の着替えや、食事ができたら席に座る、幼稚園に出発の時間にはしっかり家を出る準備ができていることです。まだ5歳ですし、面倒がり機嫌が悪く、言うことを聞かないこともありますが、ぐずりながらも時間になると必要な準備を始められます。

苦手なことは友達を自分から作ることが出来ないことです。お友達に話しかけたり、先生に対して自分から話しかけることが出来ません。

内弁慶なので家の中ではうるさいほど元気です。ふざけて面白い替え歌やダンスなども踊ります。家でやっていることをそのまま幼稚園でもできたら友達の数が倍増えるのではないかと思ってしまうほどです。(ふざけすぎて園に迷惑をかけるのはいけませんが)

お友達が遊びに誘ってくれたり、先生が手助けをして下されば喜んでお友達と遊びます。

しかし、一人で遊んでいてもそれはそれで苦痛とは思わないらしく、また、同じ園に双子の姉がいるので一人ぼっちで困った経験をしたことがないためか、本人は何も気にしていないようです。

しかし、来年は小学生ですし、いつまでも周りが助けてくれるわけではありません。

「お友達に話しかけてみたら?」など強制しない程度に言ってはみるのですが、「恥ずかしいから」とすぐ他の話に切り替えてしまうため、私も本人のペースに合わせてあげたほうがいいのか、うまくアドバイスができず困っています。

順番を守れない子供に友達との関わり合いを教えた方法

普段の生活や遊びの中からマナーやルール、お友達との関わり合いなどを教育できるようにしています。親子でふざけ合いスキンシップをとりながら楽しく学ぼうという教育方法です。

また、早期教育については、あまり急がなくて良いかと思う考えなのでネットで無料にダウンロードができる「間違い探し」や「迷路」など今の息子のレベルに合ったプリントを息子が興味をもった時にやらせている程度です。

我が家の幼児教育を具体的に説明します。

学校ごっこで生活ルールを教える

ぬいぐるみと遊ぶ子供

息子はぬいぐるみを使ったごっこ遊びが大好きです。家では一人遊びより双子の姉や、私と一緒に遊びたがるので、私が「学校ごっこをしよう」と提案し、友達とのトラブルの解決方法や、挨拶の仕方などをぬいぐるみを使って教えています。

あえて、私は出来の悪いぬいぐるみのキャラクターを演じることにしています。例えば挨拶であれば聞こえないほどの小さな声言ってみたり、朝なのに「こんばんは!」と間違えて言ってみたり。息子は大笑いし、正しい挨拶を自分のぬいぐるみで演じ、自慢げになります。

「実際の場で、ふざけて挨拶してしまったらどうしよう」とも一瞬思いましたが、息子は恥ずかしがり屋なので人前でふざけることが出来ませんし、もしふざけてしまっても、正しいやり方が分かっているからふざけるのであり、周りも笑ってくれたらそれでいいかなと思っています。

学校ごっこですので、ごっこ中にぬいぐるみと一緒にプリントをやったりもします。

この時も私も一緒にプリントを行い、プリントのやり方をわからないぬいぐるみ役を演じ、息子から教えてもうというストーリーにします。息子は教えてあげる喜びを学び嬉しそうにしています。

ルールを守ることができると友達が誘ってくれるように

息子は生活のマナーやルールを正しく説明し、理解させようとしてもイメージが湧きづらいらしく興味を持ってくれませんでした。

ちなみに双子の姉の方は幼稚園でもらってくる保育絵本などが好きで、先生から教わった生活マナーなどを頭に身につけ私に教えてくれたりします。実際に行動にうつしたりはできないところもありますが、息子に比べたらしっかり理解しています。

同じ5歳でも理解する成長は人それぞれ。息子にはふざけて面白おかしく教えたほうが少しでも印象を持つのかな?という思いから楽しく学ばせようと思いました。

実際やってみると、ぬいぐるみを使ってふざける役をやりたがったりもしますが、その後で正しいやり方も見せてくれます。

ぬいぐるみが学校の生徒である設定がほとんどであるため、幼稚園で学んできたこととも連動しやすいと思います。

「給食の前は手を洗いましょう」などというセリフが聞こえると「幼稚園で学んだことを思い出したのかな?」などと、普段は幼稚園での出来事の伝達が苦手な息子も、遊びを通して幼稚園での様子が分かるようになってきました。

だんだんと繰り返しているうちに、幼稚園でも友達に気遣うことが出来てきたようです。

順番を守る、ありがとう、ごめんね、が言える、などルールを守ることが出来るようになると、お友達も自然と息子のようなタイプが遊びやすいと感じてくれるのか、遊びに誘ってくれる友達が増えました。

友達に慣れることで、苦手であった「友達を自分から遊びに誘うこと」も、だんだん克服できそうです。

子供に生活ルールを教えるのに役立った教材

子供のズボン

知育教材は、幼いころから日常生活の練習を行い自立心、独立心を育む「モンテッソーリ教育」をもとにした「こどもせいかつ百科」という本を息子と読んで楽しんでいます。

小さいうちから生活習慣のマナー、ルールを実践しながら学んでほしいと考えから、ぬいぐるみでの学校ごっこを始めました。

学校ごっこの中だけでも、実践の練習になればと思っていました。

しかし、教えることはたくさんあるのはわかっているのですが、すぐに思いつくわけでもなく、参考になる本でもあればと調べて見つけた本です。

「服のたたみ方」や「挨拶の仕方」などイラストも多く、ひらがな表記になっているので息子にも読めるのですが、その本にすぐに興味をもった娘とは違い、息子は本を見ようともしません。

そこで学校ごっこの中でその本を使い、服のたたみ方をやってみて、わざと間違え息子を笑わせ、本に興味を持たせました。

それからは学校ごっこをする時は必ずその本を持ってくるので本の内容もだんだん覚えてくるようになりました。

家で実際に服をたたむ時にふざけてしまったこともありましたが、「自分の服は自分でたたむ」というのを覚えただけでも息子にとっては成長かなと思います。

知育玩具は「手作り」の物が多いです。学校ごっこに使っている学校も、息子と一緒に考えながらダンボールで作りました。

私が作った部分もありますが、とても人様には見せられない完成度です。毎回ドアが破れたりして息子がセロテープで修理をします。

しかし、立派なものを作るという目的ではなく、壊れたら修理するし、自分のアイデアで新しい部屋を作るなど、手作りならではのすばらしさが子供の成長に役立っていると思います。

自発的な子供を育てるためにしていきたいこと

息子には将来、自分の人生を自分で決められる人間になってほしいと思っています。

今のところ、小学校受験、中学校受験をする気持ちはありません。受験をすることのメリットも十分わかっているつもりではありますが、「社会には色々な人がいる」という社会勉強ができるのは中学までです。

色々な環境の中で育った人、人によって価値観は様々であることを身近に感じながら、社会を学んでほしいと思います。

ただ、受験をしないからといって、勉強をおろそかにするのも良くないと考えています。

やはり身につける学の量によって、将来自分がなりたいものの選択肢が増えることは大事だと思うからです。

中学卒業までに自分の将来を自分で考えられるようになり、そのうえで、親ではなく自分の力で進路を決められる人になってほしいです。

親として今の目標は、ひとまず息子が自発的になれるように、生活の中を通して色々学んでいけたら良いなと思っています。

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